次の一手 (2024/6/9)
- c us
- 2024年6月9日
- 読了時間: 2分
級位者向け次の一手問題です。
図は先手ミレニアム対後手四間飛車銀冠の終盤戦で、
相手の方が△6六馬と飛車を取った局面です。
玉形、駒の働きの勝っていて、すでに先手勝勢ですが、
次の一手は何でしょうか?
以下、解説があります。
自力で考えたい方は、ご注意ください。
駒の損得を重視するのであれば、▲6六同歩や▲同銀ですが、
▲同歩だと2三の角の利きが自陣に通ってきて、
▲同銀だと△5四銀と大事な歩を払われてしまいます。
どちらでも先手が優勢であることには変わりませんが、
安全勝ちは筆者の好みではありません。
問題図はすでに終盤で、自陣はしっかりしているので、
攻めの手を指すべきです。
正解は、▲6四銀でした。
この手が詰めろになっていることを確認してください。
後手は受ける必要がありますが、金駒がなく受けがありません。
△7二銀なら、▲7三銀成△同銀▲7二金打で寄せることができます。
実戦は△5四銀としてきましたが、7三銀成から詰ますことができました。
(下の図の>ボタンで手順を確認できます)
今回の問題、いかがでしたでしょうか。
相手の玉に向かって駒を進める感覚を身につけましょう。
次回もお楽しみに。
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